ポルトガルギターとは

 

ポルトガルの首都・リスボンのアルファマ地方で生まれた民衆の歌・Fado(ファド)に用いられる6コース12弦のギター。

Fado(ファド)という言葉は、ラテン語のFatum(ファトゥーム/運命・宿命を意味する)に由来し、その言葉の通り、Fadoは、人生につきまとう深い感情を表現する音楽です。

ポルトガルギターは、そのFadoに不可欠な楽器。独特のボディーの形状は涙の形をしているといわれ、その哀愁に満ちた音色は、聴くものの魂を深くゆさぶります。また、Fadoを、そしてポルトガルギターを演奏する際に最も重要な感情を「サウターデ(哀愁・郷愁などと訳される)」といい、Fadoを表現する者は、その「サウダーデ」を如何に深く表わせるかで、その力量が問われます。

 

写真の楽器は、湯淺隆が現在メインの楽器として使用している1990年製、ジルベルト・グラッシオ作の屈指の名器。製作依頼から完成して手元に届くまでに4年を要しました。現在、新品を手に入れることはほとんど不可能。運がよければ、中古を手に入れられる可能性もあるかも…。湯淺の師であるアントニオ・シャイーニョも愛用しています。湯淺曰く、作りはやや華奢であるがバランスは抜群とのこと。

異郷の香り・ポルトガルギター

 

リスボン万博(Expo’98)に日本代表でジャパンデー公式出演、同博覧会のポルトガルギター・フェスティバルに日本人で唯一公式招待され本国の聴衆に衝撃を与えました。テレビ・ラジオにも出演し、現在はポルトガルのラジオ局RTPのFADO ANTENA 1でしばしばオンエアーされ、日本ではインターネットを通じて聴くことが可能です。2010年よりは旧ポルトガル領マカオ観光局音楽大使。活動当初より16世紀の「東洋と西洋の出会い」「大航海時代」の歴史ロマンを日本人の視点から作曲、近年「南蛮ぎたるら」と称しています。

2013年、第6回石見銀山文化賞特別賞受賞、日本ポルトガル交流470周年記念演奏会「南蛮ぎたるらの世界」を、在ポルトガル日本大使館の後援にてポルトガルで開催しました。マリオネットは社団法人日本ポルトガル協会・大阪日本ポルトガル協会会員です。

マカオ観光局PVより「コインブラ」

マカオの世界遺産・ドン・ペドロ5世劇場で演奏

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